向こう岸

最近はもっぱら同人イベントの参加記録

コミケ95第三回拡大準備集会(三拡)サークル向けの部に参加

コミックマーケット95の第三回拡大準備集会(三拡)サークル向けの部に参加した。
会場は東京ビッグサイトのいつもの逆三角形内の会議棟605、606会議室。

 

いつものように内容全体の詳細なレポートについては他の方に期待して、印象に残ったところや自分が質問したところを書く。自分のメモ・印象にもとづいて書くので元の発言とは相当のズレがあり、また省略・順序の変更などがあることに留意いただきたい。自分のコメントは「⇒」に続いて書く。

 

今回もよく見る顔の人たちが座っていて年齢層が高い。そろそろどうにかしたい。今ここにいる皆さんはこれからも最初から最後まで参加できるように体には気をつけてほしい。

⇒拡大参加者の年齢層の高さと性別の男性への偏りが以前より気になっている。コミケそのものの参加者の分布とはかなり異なっている。ベテランではない人たちと代表がコミュニケーションを取ることも必要だと思うので、告知の方法など検討してほしいところ。

 


今回は会場の使い方は前回とほぼ同じ。りんかい線国際展示場駅前のロータリー工事中で、通路の幅が12mから9mになっている。誘導方法は検討中。スタッフの指示に従ってほしい。
国際展示場駅前の通路は毎回行き帰りで混雑する場所で、今回の変更点の中では一番影響が大きそうである。

 

来年について。既報の通り、4日間開催となる。従来3日間で参加サークル数は3万5千だったが、来年は4日間で3万2千となる。

一般入場者に有料のリストバンドを着けてもらう。主に有明・青海会場間移動時の参加者判別のためと、収入減支出増に対応するため。増えるコストとして一般参加者の待機列確保や会場間移動の警備対応が大きく、一般参加者に負担してもらうこととした。冊子版カタログにリストバンドが付く。ROM版とWeb版のカタログにはリストバンドは付かない。カタログの値段は変えない予定なので、冊子版カタログがお得。

リストバンドのバラ売りもする。値段は調整中で、夏冬で消費税が変わるのが厄介。

現在の待機列解消タイミングでフリー入場とするようにしたい。ただし、東地区がない状態で一般参加者が入りきれるかという問題がある。

リストバンド採用の理由は上述の理由した通りで、聞かれることが多いが年齢制限のためではない。また、コスト上ICタグを付けることはない。

会場間の移動は徒歩が基本。他のイベントでも会場が分かれるものがあり、ビッグサイト側がバスを出すという話も出始めているが、コミケの参加者数では焼け石に水。歩ける体力作りをお願いしたい。

4日間開催とリストバンド制については一時的なものと考えている。スタッフの負担を考えると3日間開催の方が良い。現在のサークル申し込み数でビッグサイト全ホールが利用できるようになれば4日間開催の必要は無い。リストバンド制については、続けた場合はサークルの費用負担は減るが、一般参加者が同人誌を買う予算も減るだろう。費用負担のあり方について広く意見を聞く必要がある。

冬コミの話題はそこそこに、今回のメイン話題は来年について。4日間開催、会場分散、リストバンド制と一つだけでも大きな変更だがそれがまとめてやってくる。恐ろしいというか楽しみというか。

 


質問:ここ数年、ガレリアなどへの広告掲示が増えているが、広告掲示料は準備会と株式会社ビッグサイトのどちらに入るのか? 

回答:両方に入る。ビッグサイトとうまくやっている。
⇒自分の質問。企業ブースへの通路ならいいが、同人誌を買いに来た東ホールのガレリアで企業の広告を大々的に見せられるのは正直なところ目にうるさく感じることもあるのだが、準備会の収入になるなら良しとしよう。来年についての説明であったが、東ホールの広告料は収入として大きくて来年東ホールが使えないのは痛いようだ。

 

質問:カタログの配置担当者ひとことコーナーに久しく「男性向け」ジャンルが載っていない。サークル数も増えているようなので復活できないか?

回答:配置完了後に書いているので、配置完了で力尽きる担当者もいる。頑張るように言ってみるが載るという約束はできない。

⇒これも自分の質問。自分は別ジャンルで参加しているので直接関係はないが、男性向けで申し込みに戸惑っている人をTwitterなどで見かけることもあるので、復活してほしいところ。

 

今回の記録は以上。激動の来年に目が行きがちだが、まずは冬コミを平穏無事に終わらせたい。