向こう岸

最近はもっぱら同人イベントの参加記録

コミックマーケット103に参加

コミックマーケット103に参加する。会期は2023/12/30、31の二日間で会場は東京ビッグサイトの全ホール。

事前準備

全般的に前回と同様に準備する。

  • 今回も二日目の同人ソフトジャンルでサークル参加申し込みして当選する。
  • 一日目の東ホールのアーリー入場に当選する。
  • 紙版カタログをメロンブックスで予約して買う。
  • 今回も銀行での両替はせず、日頃の生活で硬貨を溜める。五百円玉は50枚ほど用意。
  • 新刊はいつもの印刷会社さんに頼んだが、初めて表紙をカラーにしてみた。カラープロファイル埋め込みCMYKデータの作成手順を確立できたので、次回以降もカラー表紙にしていきたい。
  • ウェストバッグへの軍資金の入れ方を少し改良し、硬貨を入れる不織布袋と千円札の間にクリアファイルを切り取って作った仕切りを入れて、硬貨と札が一緒にこぼれ出てしまわないように対策する。
  • サークルソロ参加に限界を感じていたので今回は早めにサークルの売り子をお願いする。

 

設営日(12/29)

いつものように11時半集合の設営から参加する。今回の変更点はサークルスペースの増加により机の間隔が20cmになったのと、法令の改正により机椅子を積んだ台車をトラックから下ろす・トラックに積む作業は業者のみで行うようになった(もともと自分はそこの作業はしていなかったが)こと。

ここ数年は自サークルが配置されたホールで作業するようにしていて、今回は東123で作業する。西や南ホールでの配置が続いていたので、東ホールでの作業は久しぶり。以前はホールに入ってラジオ体操後に流れで作業開始だったが、今回はラジオ体操後に一度集合して説明があってから作業開始。確かに初心者向け入門や変更点の実地での周知ということではこちらの方が良さそう。

作業はおおかた順調に進み、13時過ぎぐらいにほぼ終了。今回は反省会には参加せず早めに会場を出る。東京BRTにて新橋まで出て帰宅。

 

一日目(12/30)

一日目は東アーリー入場での一般参加。

天気予報で相当暖かいとのなので、薄着気味にしていたが歩いているとそれでも暑い。

9時ぐらいに国際展示場駅に着く。前回は東7ホールでリストバンドを引き換えホールを通り抜けて待機場所である臨時駐車場へ入ったが、今回は東7ホールの脇を通り過ぎて港湾道路有明20号線をかなり進んだ先で駐車場のほぼ北端から駐車号に入り、屋外テントにてリストバンドを引き換える。そこから折り返し南に向かい9時半すぎに臨時駐車場に並ぶ。日が出ていて風もほとんどなく、冬コミの入場待ちとしては暖かい環境なのだが、ずっと座っているとさすがに冷えてきたので、ダウンを羽織る。おそらくは報道のヘリが3台上空を回っており、コミケが季節の風物詩になっているんだなとあらためて思った。

10時半の開場時刻の少し前にに列が動き出し、10時半過ぎに入場する。列移動中だったので開場拍手するタイミングを逃した。

東5ホールから入場し、東4ホールの艦これジャンルから回る。艦これジャンルおよび東456のチェックサークルを一通り回り、13時前に東8ホールのクロークで荷物を預けようとしたが、満杯で受付停止となっていた。荷物を預けるのは諦めて、東7と東123の少数のチェックサークルを周る。もう一回艦これジャンルを回って、さて西12のサークルと西34南34の企業はどうしようかというところで、荷物の重さで無理と判断して帰宅する。

今回も時間が経つにつれ人が多くなり昼過ぎには相当な混雑になり、その混雑は長く続いた印象で、ガレリアも人が多かった。人の熱で昼過ぎには暑くて上着を脱いでワイシャツ姿になり、それでも暑くて袖をめくって歩く。

帰宅には東京BRTの直通特急新橋行きを利用する。運転手がよく喋る人だった。ゆりかもめより早くて安いが、車内が狭いのと歩く距離が長いので荷物が多いとやっぱりちょっと大変だ。

食事は会場への移動中にカロリーメイト一袋(半箱)、入場待機中にアミノバイタルゼリーパーフェクトエネルギーとスポーツようかん一袋、東456を回り終えたタイミングでスポーツようかん一袋を食べ、会場内ではほとんど空腹感を感じることなく乗り切れた。

戦果は68冊、アクリルフィギュア・キーホルダー4個、色紙2枚とCD3枚。狙いのサークルはおおかた確保できた。

 

二日目(12/31)

二日目はサークル参加。

朝は小雨が降っており会場到着まで荷物の水濡れに気を使うことになった。そしてメガネの曇り止めをしておいて良かった。気温は昨日より下がる予報だが、湿度があるせいか昨日より寒い感覚はなし。

サークル設営は従来の踏襲に加えて、今回新刊に合わせてM5Stack・HEXで作ったLEDパネルを置いた。

最初に買い物に出させてもらって東456ホールにある男性向けジャンルの艦これ島をスタートに男性向けと評論・情報を回り、そのまま東123ホールの男性向けと同人ソフトを回って自サークルスペースに戻る。東123の男性向けジャンルで場所によっては通行が大変なコロナ禍前を思い出すかなりの混雑となっているところもあった。

13時前後にはサークルスペースの気温が24度ぐらいまで上がっており相当の暖かさ。

14時ぐらいに昼食も兼ねて西12ホールに行き、チェックした数サークルを回ってフードコートで食事を取って再度サークルスペースに戻る。

16時の閉会後はそのままサークルスペースのある東123ホールの撤収作業に参加する。ここ数回撤収作業していた西・南と椅子の積み込み方が違っていて最初戸惑う。以降作業方法には引っかかるところはなかったのだが、机を台車に積み込むために持ち上げた際に、地面に置かれた机につまづいて転んでしまう。防寒用でタイツを履いていて軽い打ち身程度で済んだ(荷物を持っていた肩の方がよほど痛い)が、自他に危険がありうるインシデントだったので足元をクリアにするように気をつけたい。設営日の方に書いた通り、台車をトラックへ積むのは業者が行うことになったので、机椅子の台車への積み込みまでして作業は終わり。

18時過ぎからの全体反省会に参加する。最後の棟梁報告で台車一台分の机が足りないというのが果たしてどうなったのか…。

今日はりんかい線有明を離れて帰宅する。

戦果は買った方は45冊。頒布した方は新刊既刊合わせて13冊。外周に向いた誕生日席というで人通りが多いところの配置で、それが良かったのか悪かったのかは分からないが、前回夏より頒布数が少し減ってしまった。今回は新しい題材でカラー表紙の本を作った時点である程度満足したが、売れないより売れた方が嬉しいのでディスプレイ等より工夫したい。

 

全体を通して

  • 合計の戦果は113冊とアクリルフィギュア類4個、色紙2枚とCD3枚。
  • 天候的には二日目朝の雨以外は温暖で過ごしやすい冬コミだった。動き回るとちょっと暖かすぎるくらい。
  • 軍資金は五百円玉が少し足りなくなる。百円玉はちょうどいいくらい、千円札はちょっと余った。
  • 参加者数は一日目14万人と二日目13万人で、一日目は前回から少し増えたとのこと。前回もそうだったが、コロナ禍前よりも人が遅い時間まで残っているのか混雑が続き、実数よりも参加者が多いように感じる。長く賑わうのはいいことであるが、その別の側面として午後来場でも入場に時間がかかるのと帰りの交通機関の待ちが長くなっているようだ。コロナの五類変更以降の運用が落ち着いてきた一方で会場や周辺インフラのキャパシティが再びネックになってきた。