向こう岸

最近はもっぱら同人イベントの参加記録

コミケ100第三回拡大準備集会サークル向けの部に参加

コミックマーケット100の第三回拡大準備集会(三拡)サークル向けの部に参加した。
会場は東京ビッグサイトのいつもの逆三角形内の会議棟605、606会議室。

自分が参加した夏コミの三拡ではもっとも遅い日程での開催である。

前回と同様、事前にGoogleフォームで連絡先と質問内容を登録し、受付でメール返信を提示して入場し、会場内では1席ずつ空けての着席という運用となっていた。参加者の数は前回と同様には従来より少ない。

例によって内容全体の詳細なレポートについては他の方に期待して、印象に残ったところや自分が質問したところを書く。「⇒」以降に自分の感想を記載する。自分のメモ・印象にもとづいて要約して書くので元の発言とは相当のズレがあることにご注意いただきたい。

 

C100では大々的にお祝いはできないが、記念ロゴ・フォトスポット・スタンプラリーの企画をやる。ここ数年は毎回がコミケットスペシャルみたいなもので、特別なことばかりやっている。今より落ち着くであろう2024年12月の50周年には大々的にやりたい。色々あったこの10年のことを書いた50周年史を出したい。
⇒C100は記念すべき回であるがまずは無事の開催を願いたい。自分は1998年冬のC55から参加しており、回数と年数がずれてしまったが、自分がそろそろコミケの半分参加してることになると思うと感慨深い。

 

延期・中止の判断基準について。緊急事態宣言が発令された場合は開催できない。まん延防止措置の場合は状況を見て判断する。行政・会場から要求される感染症対策・人数制限が準備会で対応できない内容の場合は開催が厳しい。
不正確な情報に流されないように政府・都や準備会の発表を確認してほしい。
⇒要は行政による規制次第で開催可否が決まることで、逆に言えば準備会の独自の判断として延期・中止することはない、と理解した。思っていたより踏み込んだ発言で驚いた。

 

ワクチン・検査パッケージは今回は行わない。C99ではパッケージの実施有無によって開催可否基準・参加可能人数の緩和があったが、今回は実施しても基準は緩和されないため。
⇒準備会としてはコミケ開催にメリットがないからやらない、ということで大変わかりやすい理由である。コミケ以外でも昨年後半あたりに様々なイベント等でワクチン・検査パッケージが試行されており相当なコストがかかったと思われるが、今の変異株の性質にマッチしないのでこれはしょうがない。

 

以下は質疑応答の中での自分の質問である。いつもは質疑応答の前に休憩時間があるが、今回はぶっ通しで進行した。

C99とC100の一般参加チケットを販売するチケットペイの運営企業であるメタップスペイメントが、重大な情報流出事故を起こし経産省から行政処分を受けています。
C99のチケット申し込みの情報が漏洩していないこと、また現在のチケットペイの情報セキュリティが問題ないことを準備会は確認していますか。

回答:チケットペイでは情報漏洩は発生していない。今のところは初期費用や要件の面からチケットペイを利用している。今後については連絡先確認が必要などの要件が変われば書店でチケットを販売する等に変える可能性もある。
⇒結構大規模な事件であるが、チケットペイでは漏洩があったともなかったとも情報を見かけなかったので質問した。また、使い勝手の面でチケット発行できるのがファミリーマートのみという点が気になっているが、質問テーマがぶれるので割愛した。要件的には他のプレイガイドでもよさそうだが、費用面の問題だろうか。