向こう岸

最近はもっぱら同人イベントの参加記録

コミックマーケット96に参加

コミックマーケット96に参加する。会期は2019/08/09,10,11,12の四日間で会場は東京ビッグサイト。今回からついに東ホールが利用不可となり、西ホールと新しい南ホールと青海展示場を使った四日間開催となる。

事前

4日間開催のジャンル日程的に今回はサークル申し込みするか、ジャンルはどうするか迷ったが、結局同人ソフトジャンルで申し込む。結果サークル当選し、引き続きWebカタログに関連するツールの本を作る。他の用事の調整をうまく出来ずに最終的な推敲や表紙作成が甘くなったのが反省点である。
いつも通りカタログは冊子版・ROM版・Web版と全てを購入した。例によって冊子版で注意事項・記事を読み、Web版でサークルチェックという利用の仕方で、ROM版は特典目当ての購入で開封すらせず。マンレポは今回も読む時間はなかった。

今回は装備の新調として、サークル参加用に「あの布」を買った。

設営日(08/08)

測量には参加せず設営から参加すする。集合時間が11時といつもより30分早い。

自分のサークルが配置された南3・4ホールに行く。南1・2ホールはまだ測量中、南3・4ホールも机と椅子がなかなか到着せずしばらく待機する。到着後はいつも通りの作業である。集合時間が前倒されたが、作業開始の遅れにより結局作業終了の時間は従来と変わらず。

設営日販売で次回申し込み書セットを買い、反省会に参加して帰宅する。

1日目(08/09)

本日は一般参加する。8時半頃に夢の大橋の入場待機列最後尾に着く。少しずつ列が進む中で入場を待ったが、日なたと日陰で大きく体感の暑さが異なり、日なたではかなりキツいが日陰だと余裕を感じる程度であった。10時半ごろにエントランスホールに入る。エントランスホールから西アトリウムに行き、西1・2ホール間の通路を通って南1・2ホールに行く。入場待機列は伸びていたが入場は早めだった。

南1・2ホールの艦これジャンルを中心に回る。艦これジャンルでは改めて時雨の人気を感じた。

他のホールにもチェックしたサークルがあり、各ホールを一通り回る。西3・4ホールから南3・4ホールに向かうルート取りを誤り屋上展示場を遠回りする羽目になる。

平日ということに加えて開催初日で企業ブース側に人が吸着されているのか、西・南ホールとも人は少なめに感じた。逆に企業ブースから回ってくる人のため、遅い時間まで人が残っていたようでもあった。

16時前に会場を出る。戦果は72冊とディスク2枚。

2日目(08/10)

本日も一般参加する。遅めの11時過ぎにビッグサイトに着き、待つことなくそのまま入場する。チェックしたサークルも少なく、体力温存のために軽く回る。

その後防災公園で開催の有明防災フェアに行ってみる。防災公園はコスプレ参加者が多く防災フェアというよりはコスプレ広場として定着している感がある。

続いて青海展示場の企業ブースに行ってみる。防災公園に行く際に直射日光の厳しさに参ったので、企業ブースにはゆりかもめで移動する。大増発の甲斐があり、青海有明間の移動手段としてはゆりかもめが有効だったように思う。企業ブースではなんといってもバーチャルYouTuberの勢いを感じた。

14時過ぎに青海展示場を出て帰宅する。戦果は10冊と企業ブースでTシャツを1枚。

3日目(08/11)

友人のサークルでサークル入場する。配置場所が西1ホールで、開場前はシャッターが閉まっており人も少ないので冷房が効いていたが、開場後は暑かった。

買い物で回るとどこのホールも満遍なく人が多かったが、入場導線の流れもあり、西1ホールが混雑しており特に西2ホールと面していない方の奥側が混雑している。会場内部にいると人混んでる以上の成年向ジャンルのオリジナル系サークルが配置されていたところで、最近流行りのオリジナルであるが、DL販売しやすいことで描き手・読み手から選ばれているという認識なので、ここまで現地に人が集まったのは意外に感じた。

成年向けを中心に回ったが、今回は成年向けが分割されたので評論・情報ジャンルを回る余裕があった。

16時の閉会まで参加して帰宅する。戦果は58冊。

4日目(08/12)

自分のサークルでサークル入場する。昨日と違って南3ホール配置なので、会場後も涼しい。温湿計を持ち込んだが温度26度湿度70%未満で安定していた。

会場に向かう途中に少しだけ雨に降られたが、会場内ではタイミングよく回避できた。

買い物に回ると今日も満遍なく人が多く西1ホールが混雑していた。特に人が多かったのはFGOサークル周辺か。同人ソフトジャンルの自サークル周辺にもかなり人が流れてきた。

買い物は成年向けの特に艦これサークルを中心に回り、東方ジャンルや同人ソフトジャンルも回る。

閉会まで参加する。戦果は頒布した数が20冊と少し。買った数は67冊とディスク2枚と抱き枕カバー1枚。

全体を通じて

  • 三日日間総計の戦果は207冊とディスク2枚。
  • 会場への移動や入場待ち、ホール間移動の際、直射日光が厳しかった。
  • ホール間の上下移動が厄介だった。普段の生活でエスカレーターではなく階段派なのでスロープを登ること自体は大したことはないが、ルートの理解が必要なのとスロープだと遮るものがない直射日光が厳しい。
  • 散々話題になっているが南ホールが涼しい。普通に冷房を効かせている部屋と同じような温度・湿度であったので、薄着で長時間座っていたり、また女性だと寒く感じることもありそう。また、冷房にかかるエネルギーがどんなものかは気になる。
  • 南ホールは現在のところコンビニやレストランがなく、食事をするのが大変という弱点もあった。また、奥まった場所にあるので入退場の導線はなかなか難しそうである。
  • 西ホールは人が多いと外の日陰のほうが涼しいという状態。C84の猛暑の時よりはマシなのだが、南ホールを知ってしまった今、冷房機能の向上を求めたい。
  • 設営日も含め5日間参加してしまった。1日あたりの体力的負担としてはいつもより楽だったが、5日間での負担としては変わらないか。
  • 参加者数の延べ数が増えたことはともかく、恐ろしいことに1日あたりの参加者数は変わらないどころか平均としては増えてしまった。そして1日あたりのサークル数が減っているので、来場者数20万人と言った時に一般入場者数は従来より増えているはずである。自分は参加者数が1日あたり3/4にはならないにせよ少しは減ると思っていたので驚きである。3日目入場のトラブルを見るとおそらくこれは準備会の予想とも外れてしまったのではないかと思う。
  • 電子書籍の普及や少子化コミケも縮小していく、みたいな話はよくあるが、これもかつて語られたインターネットの普及で……、委託書店の発展で……という話と同様にそんなことはなかった、ということになるだろうか。
  • 残りの四日日間開催の日程は冬とGWなので環境として夏よりは楽なはず。冬コミはともかくGWは人がさらに増える気もするので、入場方法のブラッシュアップが必要そうだ。