第五十回日本SF大会「ドンブラコンL」に一般参加する。会場は静岡県静岡市のグランシップ。以下時系列順にいろいろ書く。
開会前
台風による交通機関乱れが怖いので前日入りして適当にホテルに泊まる。当日朝はなんとか雨は降っておらず、距離的にはそれほどなかったので歩いて会場へ向かう。
開会式
なんと声優の池澤春菜さんが司会だった。
今回は星雲賞は事前に発表されており、開会式で授賞式が行われた。メディア部門受賞の洋画「第9地区」は受賞関係者が誰も会場に来ていない。日本の配給会社も反応なしだったということだろうか。
レーサーミニ四駆の話 〜私も90秒での組み立てに挑戦しました〜
軽量化しすぎて破壊した話や改造パーツの話、コロコロコミックの漫画の荒唐無稽さなどが語られた。最後に早組み勝負が行われ、大いに盛り上がる。
辻真先さんと体験するSFアニメの半世紀
テレビ放送の黎明期から活躍する脚本家、辻真先さんの話を聞く企画。最近、「魔法少女まどか☆マギカ」に対して高い評価をした発言で話題になった方である。いろいろと新しいものを柔軟を取り入れて、長年の知識と経験と融合して語られる話はとても興味深い。「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」から戦後まもなくの男女共学開始の思い出話へシームレスにつながったりするのがものすごい。
くそゲーライブ キャラゲー地獄変ex『ガンダム、お前もか!!』
キャラゲーの雄であるガンダムゲーを語る企画。ファミコンより前のゲームや海外オンリーのゲームがあることを初めて知った。時間が足りず後半が省略気味だったのが残念。
コンパック2011
今回は合宿企画にも参加してみる。ホテルを貸し切りということで歓迎の看板もSF大会仕様。露天風呂への階段が長く眼鏡なしでは大変だった。宴会場のPXが予想以上に豊富でお酒はもちろん、食べ物もあった。睡魔に耐え切れずに一時過ぎに就寝する。
大学SF研の今までとこれから その3
参加者の座談会による企画。予想外に濃い面子が集まり圧倒される。都市部はやはり他大学との交流が圧倒的にしやすいのだなあ。
翻訳家パネル「ベテラン翻訳家に聞きたいあれこれ」
ベテラン翻訳家への司会からの質問という形の企画。回答にそれぞれの翻訳家の方の個性が出る。大森望さんと嶋田洋一さんはアニメをけっこう見ていることが分かった。
最後のコマ
最後のコマは企画には行かず。毎年バージョンアップしている3Dプラネタリウムを見たり、出張本屋で本を買ったり、お土産を買ったりする。