向こう岸

最近はもっぱら同人イベントの参加記録

第47回日本SF大会DAICON7に参加

大阪は岸和田で開催された第47回日本SF大会DAICON7に参加した。
あまりまとまりもなく感想を連ねる。基本的に時系列順。

一日目

朝現地入り。睡眠時間が4時間ほどだったので眠かった。すれ違う南海電鉄の特急列車のデザインが独特だった。

開会式

夏バテでいらっしゃれないという小松左京先生の体調が心配になる。

SF大会初心者ガイダンス

自分もまだ参加2回目ということで聞きにいく。初参加の人の挙手が求められた時は場内の半数以上の人が手を挙げていた。自分が思っているよりも新しい人が入ってきているのかもしれない。

ディーラーズルーム

開会式前の会場で同人イベントで見覚えのある顔がと思っていたら、ディーラーズルームに好きなサークルさんが何故か参加している。そして新刊のあとがきでそのサークルの人は昔は別のサークルで活動していたことを知る。その昔のサークルというのはやっぱり自分がよく買っていたサークルであった。全然気づかなんだ。
ディーラーズルーム前には誰がおいたのか顔を入れて写真を撮る「ガンガル」の台が置いてあった。地元の家族と思われる人たちがおそらくこの台が何物か知らずに写真を撮っていたのを見かけた。

ボーカロイドが世界を浸食する

クリプトンの中の人が話す内部事情が興味深かった。そして野尻先生、仕事してください。

理系BAR Fermi Laboratory

メニューが「カミオカンデ」やら「臨界+硼酸水」といったラインナップで実物が出てくるまでどういうカクテルか分からない。
寝不足で酒を飲んでしまったので結構回ってしまった。

大学SF研の今までとこれから

自分が学生時代に所属していたSF研の紹介をしてみる。各サークルごとにいろいろ違いがあって面白い。本当なら現役生が来てくれるのが良いのだが、なかなか難しいだろう。自分も主に財政的な理由で学生時代は参加できなかったし。


企画終了後は合宿形式の大会ではないのでどこかに泊まらねばならない。宿泊の予約をせずに来てしまったので、なんとか携帯電話で検索して淀屋橋東横インに宿泊する。非公式合宿企画に参加しておけば良かったのだが、大会参加申し込みが遅すぎた。


二日目

びっくり科学実験室

ものすごくおおざっぱに言えば食べ物の色が変わる実験と味が変わる実験をする。もちろん実験した後はおいしく頂いた。

手作りプラネタリウム

良い評判が伝わって来たので行ってみたがたしかに評判通りだった。昔ながらの赤緑眼鏡を使った立体映像のアイディアが秀逸。

暗黒星雲賞

やはりみんな思うことは同じであろうか、4階への階段の長さ。

星雲賞

自由部門を初音ミクが受賞したのは予想通りだった。「初音ミク様は残念ながらご欠席です」というの司会のアナウンスはちょっと面白かった。漫画部門は「20世紀少年」が受賞したが、賞を浦沢直樹本人が受け取りに来たのは驚いた。図書館戦争が長編部門を取ったのは「Self Reference Engine」と「虐殺器官」で票が割れたせいのような気がする。

お家にかえるまでがSF大会です

新幹線のぞみにて関東に戻ろうとするも、大雨のため豊橋駅で4時間以上足止めをされる。結局帰宅は翌日の朝6時になる。mixi2ちゃんねるを見るとやはり同じ状況に巻き込まれた参加者が多数いたようだ。今回のこの足止めには暗黒星雲賞をぜひ贈呈したいので忘れてなければ来年投票する。

来年も参加したいのでさっさと申し込まなくては。