向こう岸

最近はもっぱら同人イベントの参加記録

11月に読んだ本

11月はSFしか読まず。近所にできた市立図書館で入手難の本を借りては読むの繰り返し。

火星人ゴーホーム (ハヤカワ文庫 SF 213)

火星人ゴーホーム (ハヤカワ文庫 SF 213)

実に火星人は腹が立つ奴だった。


「最強戦士<小姓>の池松八紘」という日本由来?の設定が面白い。


明日にとどく (ハヤカワ文庫SF)

明日にとどく (ハヤカワ文庫SF)

数多いクラークの作品の中でも特に人気がある「太陽系最後の日」では人類は力強くてしぶとい存在として描いていて、楽観的すぎる感じはしたが元気づけられる話だった。


ラッカー奇想博覧会 (ハヤカワ文庫SF)

ラッカー奇想博覧会 (ハヤカワ文庫SF)

うそ臭い科学的アイディアがどんどん展開される、まさにアイディア勝負な短編集。


表題作は人工宇宙ものの元祖。


最初主人公の名前をピクルスだと思っていた。Amazonにデータが入っていないようだが原著者はスタニスワフ・レム


SF的お伽噺・寓話。こちらも同様に原著者はスタニスワフ・レム


タイムトラベルものの名作。私の親よりもうちょっと上の世代の人は特にノスタルジーを感じるかも。終盤の一気に謎が解ける展開が面白い。