向こう岸

最近はもっぱら同人イベントの参加記録

コミックマーケット82に参加

2012/8/10〜8/12に東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット82に参加した。

設営日(8/9)

今回は9時集合の測量から参加する。東456ホールの作業を行った。机を置く位置を示すバミを地面に貼る役になろうかと思っていたのだが、どういうわけか人のバミ貼り作業を横で確認することになった。いくつかミスを発見したり伝達の役目を果たしたので良しとしよう。11時集合の机椅子の設営では東123ホールの作業を行った。数の暴力により作業は迅速に進むが、最後、椅子の割り振りの誤りで若干追加作業あり。反省会最後の方は立ちくらみを起こした。設営作業よりも反省会の方が体力使ってそうだ。

1日目(8/10)

本日は一般参加する。9時50分ぐらいに東入場待機列に着く。開場直前だったので、東駐車場の入口近くに列形成され、圧縮や座る指示はなかった。天候としては薄曇りで海風があり、比較的快適な方だった。
10時半すぎに館内に入り、まずは東456ホールから回る。ジャンル的にはFC(小説)ジャンルのライトノベルスペースあたりから回り始める。ハルヒジャンルの減少傾向は続いており残念だ。1日目は全般に女性向けジャンルが多いが、アニメ(その他)ジャンルのまどかマギカプリキュア島あたりは男性で混雑していた。東123ホールではジャンル単位では回るジャンルはなく、事前チェックの数サークルを回った。
東の買い物が終了した後は一般道路を横断するお勧め移動ルートを使って西ホールへ移動する。最近かなり広報していることもあって、お勧め移動ルートはかなり利用者が増えていた。
西ホールでは主にSF系サークルを回る。時間が余ったので企業ブースにも行ってみたが何も買わず。西ホール奥の屋外展示場の第二コスプレ広場と、エントランスプラザの大スクリーン脇に出来た新しいコスプレ広場にも行ってみる。エントランスプラザの方はまだ周知されていなかったのか利用者は少なかった。
本日の戦果は30冊。

2日目(8/11)

本日も一般参加する。東方Projectジャンルを始めとして回るサークルが多いこともあり8時半ごろから並ぶ。本日は砂利地面の東新駐車場に並ぶ。天候としては太陽が見え隠れを繰り返し風が昨日よりも強く、体感温度の変化が大きかった。また開場10分前ぐらいに数分間だけ雨が降ったりもした。
入場後は東456の東方ジャンルから回る。東123ホールでも続けて東方ジャンルを回り、その後はコスプレジャンル、ヘタリアジャンルの女子キャラ島にも行く。回っている途中百円玉の補充が不十分で、途中で百円玉のストックが無くなってしまった。
東が一通り済んでから本日もお勧めルートを使って西ホールに移動する。西では主に同人ソフトジャンルを回る。隣のデジタル(その他)ジャンルは若い女性が多く雰囲気の違いが印象的であった。
戦果は60冊とCD8枚。

3日目(8/12)

友人のサークルでサークル参加する。友人のサークルがホール中央の通路に面しており、サークルの前がシャッター前の列で埋め尽くされていた。
東456、東123ホールの順に行き、男性向け、評論・情報、ギャルゲージャンルを中心に回る。途中、通り雨があったようだが島中を回っていたので気づかず、その後人の捌けたシャッター前サークルに並んだ時に地面が濡れていたことで初めて気づいた。雨の後、太陽が出たために三日間で一番暑かったように感じた。
西の創作系ジャンルも回るつもりだったのだが、頭痛が起こり気力がなくなったため、創作系についてはコミティアに回すことにした。
戦果は98冊とCD6枚。

全体を通じていろいろ

三日間通じての戦果は183冊とCD14枚。事前にとらのあなでのまとめ予約を多めにしたことと、現地で買う量を絞ったため少なめとなった。
全日程とも雲が多く気温は低めのため、暑いは暑く湿度もあったが夏コミにしてはまだ過ごしやすかったように感じた。
今回はゆうパック搬入の問題を始めとして会場外ゲリラ頒布予告やニセ札騒ぎやドミノピザ配達や犯罪予告等いろいろトラブルがあったようだ。ゆうパックについては特に次回以降どうなくか気になるところ。
一斉点検放送BGMの「夢の中へ」がいつもと違って「♪テーレレ」ぐらいで完全にボリュームオフされてアナウンスが入ったのが気になった。
終了後の反省会レポートによると抱き枕の頒布停止が多発したとのこと。事前にコミケットアピールや三拡でも抱き枕について注意喚起がされていたが伝わっていなかったか。擬音・セリフ・シチュエーション・ストーリーの描写が可能な漫画に比べて、抱き枕は一枚絵なので局部とかの描写が重要になるのかもしれないが、しかし抱き枕はカラーなのでモノクロ漫画より局部描写の判定は厳しくなる。漫画と違って現地でのマーカー修正もできない。抱き枕についてはコミケでの頒布停止ならまだ笑い話ですむ(少なくとも自分のような第三者にとっては)が、刑法175条に関する法的なリスクがあるので少々心配である。この件に限らず、Twitter等での反応を見ていると男性向け成人作品を出しているサークルでも表現に関する規制について理解が足りないことがあるようだ。