向こう岸

最近はもっぱら同人イベントの参加記録

「涼宮ハルヒの憂鬱」がWeb2.0?

涼宮ハルヒがWeb2.0にされる憂鬱 | なつみかん。
 同感。「Web2.0」とか言い出さずに「ネットでの口コミ」と言えば済む話だろう。
 それからYouTubeなどによってネット上で話題が広まったアニメならば「MUSASHI -GUN道-」のことを忘れてはいけない。MUSASHI -GANDOU- - YouTube この名シーンの閲覧数(50万越え)はハルヒの動画の閲覧数より多い。たぶんDVDの売上げにもつながったんじゃないかなあ。いいことなのか悪いことなのか。
 ハルヒMUSASHIを同時期に現れたアニメの双璧として製作体制などの比較をどっかでやってくれないかなあ。


例えば「ぱにぽにだっしゅ!」はコネタやパロディがありえない密度で凝縮されてはいましたが、さすがにハルヒほどは話題にならなかった気がします。当時YouTubeはありませんでしたが、ブログは十分に普及していたわけで。

 「ぱにぽにだっしゅ!」のネタやパロディがあまりブログで話題にならなかったのは、この作品のネタやパロディが文脈や意味のない、勢いと量で攻めるものだったからだと思う。そういうのはブログでやるような(人文的な?)考察とか批評の対象になるものではないし、個々人のブログで扱うには量が多すぎる。ブログよりも2ちゃんねるで勢いのままに大勢の人と語り合うほうが向いている。もう一つ、ぱにぽにwikiというネタの圧倒的な集約場があるので、わざわざ個々のサイトで語る必要性がなかったということではないだろうか。