向こう岸

最近はもっぱら同人イベントの参加記録

仙台に行ってきた

杜の奇跡一般参加のために7/2,3と仙台に行った。以下いろいろと雑記。
まず旅行前、ホテルの予約を取るのに苦労した。復興のために人が集まっているためか手頃なホテルの空きがなかなか見つからない。いろいろ探しているうちにキャンセルが出た時に運よく取ることができた。
イベントの前日に仙台入りし、観光がてらにふらふらしていたが、やはり震災の跡が目に入った。
東北新幹線から景色を眺めていると郡山あたりから屋根にブルーシートを張った家が出てきはじめた。
仙台駅周辺の中心地は観光客の姿も多くとても賑やかであった。とは言え、ひびがある建物や補修中の建物は多い。仙台駅の大きなペデストリアンデッキも補修中の箇所が散見された。泊まったホテルの外装も補修中だった。
仙台城跡に行ったが石垣が崩れてルートが通行止めになっており大きく遠回りをすることになる。バスの時間が合わずに東北大学のキャンパスを通り抜けつつ延々と歩いた。仙台城跡は展望台の端が立ち入り禁止となっていた。城の復元CG映像のナレーション声優が若本規夫であった。
仙台駅から仙石線に乗り、電車が動いている終点の高城町まで行ってみた。仙石線の仙台駅は他のJR線とはちょっと離れている。途中の塩釜あたりは車窓からも津波の被害が見てとれた。整理されてきているようだが、がれきや半壊した建物が残った区画がある。津波が届いたか届かないかで被害のレベルが大きく違うようだ。
仙石線の終点から歩いて一駅戻る途中で松島の海岸に行く。島々が防いだのか津波の痕跡はなかったが、海水が堤防を挟んだ地面とほとんど同じ高さにあり、一部地面に海水が侵出している。ちょうど大潮で満潮の時間帯だったようだが、それにしても海水の位置が高い。地震で地面が沈降したものと思われる。大潮と高潮が重なると大変そうだ。