向こう岸

最近はもっぱら同人イベントの参加記録

MOTHER3の感想

 具体的なネタバレを書くつもりはないが未クリアの方はご注意いただきたい。
 まず雰囲気について。だいたいビデオゲームビデオゲームに限らないかも)は続編の2作目は1作目の発展型で、3作目では大きく変わることが多い。日本映画の続編名でよく2作目にはタイトルに「続」がつき、3作目には「新」がついたりするのも関係あるのかもしれない。そういうことでMOTHER3も大きく雰囲気が変わった。少年少女の楽しい旅の前二作から一転、物悲しさ漂う雰囲気のシナリオになった。MOTHER1と2では自由で明るくて豊かな「よいアメリカ」的なものが描かれていたけれども、3では強欲で力任せな「わるいアメリカ」的なものが描かれていたと思う。
 システムについて。大きなシステムの変更点はサウンドバトルの追加ぐらいだろうか。単調なリズムの時にしかろくに成功しないけど結構楽しい。
 音楽について。音楽担当の人が代わり、作品自体の雰囲気の変化もあってか若干クラシック?方面へのシフトがあったように思った。サウンドプレイヤー機能もあるが、やはりサウンドトラックを確保しておきたい。
 キャラクターについて。ダスターがかっこいい。それから預かり屋のニットキャプマンはやはり「フジオさん」と呼びたい。