向こう岸

最近はもっぱら同人イベントの参加記録

「連合艦隊、名古屋へ!」に一般参加

艦これオンリー「連合艦隊、名古屋へ!」に一般参加する。

会場は愛知県産業労働センターウインクあいち」の5階小ホール。新幹線駅から徒歩圏内、しかも地下街から直結という便利な立地。

さて、名古屋といえば同人イベント不毛の地で、自分が名古屋のイベントとして名前が思い当たるのは東方オンリーの「東方名華祭」とかつての「メンコミ」ぐらい。調べてみると女性向けイベント筆頭のコミックシティも撤退したとのことである。日本三大都市圏の一角でありながら、いわゆる「名古屋飛ばし」が同人イベントでも起こっており、男性向け、女性向けともにイベントの数は少ない。以前は今よりはイベントも多かったと聞くが、現在こうなっている理由を思いつきで並べると、東京にも大阪にも行きやすくわざわざ名古屋である必要がないからか、数や値段や規約の問題で会場が借りにくい・使いにくいのか、あるいは観光要素が少ないので遠征する参加者が少ないのか、等々ありそうだが、識者の知見を聞いてみたいところである。

当イベントもこうした状況を踏まえて、当初はこじんまりと開催するつもりだったようだが、サークル募集を開始されると申し込みが殺到してすぐにキャパシティオーバーする。別会場の検討やルールの変更などかなり苦労したと思われる。最終的に元の会場のまま、落選サークルありの配置100サークル強での開催となる。

主催者がサークルに顔が広いとのことで、イベントが認知されていたようだ。また、公式によるご当地コラボの影響などにより提督の旅行を楽しむ風習が強くなったのか、最近の艦これジャンルは地方イベントが強く、名古屋には海軍ゆかりのご当地色はないのだけど、ちょうど潮流に乗ったと思われる。一般参加者としてはサークルが来るイベントなら行くし、東京から名古屋なら新幹線片道2時間程度で日帰りでも気楽に参加できるので行くしかない。

 

 

当日の朝に東京を新幹線で出て、名古屋には10時ぐらいに着く。東京に比べると寒い。しばらく駅や地下街を歩いたり道を間違えたりして、11時の少し前に会場の一般入場待機列に並ぶ。入場証はリストバンドで、カタログ事前購入の場合はカタログにスタンプを押して引き換えという珍しいやり方だったので、自分も含めて戸惑っている人を見かけた。

 

11時半の開場後、ほどなく入場する。しばらくは相当な混雑であったが、移動に困るほどのぎゅうぎゅうではなく、いい塩梅な盛り上がりであった。

会場を何周かして2時20分ほどまで滞在する。戦果は同人誌5冊、ペーパーを2枚、キーホルダーを6個。アフターイベントはないとのことなので、そのまま会場を離れる。

盛り上がったイベントなので、より大きな会場でレギュレーションが緩和された次回を期待したいところであるが、はたして次回はあるのか。

 

 

会場を出て昼食を取ったあとは、名古屋を離れ岐阜の各務原市まで足を伸ばして「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」に向かう。通過以外で岐阜に行くのは初めて。まずはカオス駅として知られる名鉄名古屋駅で行き先と乗車位置に首を捻り、犬山線経由で博物館最寄駅に行く。バスがない時間帯でタクシーも見当たらなかったので歩いていったのだが、直線距離よりも相当遠回りの道のりで1時間ほどかかってしまい後悔する。

博物館は三式戦闘機飛燕の唯一の現存機体を始めとして屋外・屋内展示ともに航空機の実物や実物大模型がメインで迫力がある。

閉館時間の18時までいたら、終バスの時間を過ぎてしまい、今度はタクシーを呼んで駅に行く。今度は名鉄本線経由で名古屋に戻り、新幹線で東京に戻る。