向こう岸

最近はもっぱら同人イベントの参加記録

「軍令部酒保令和四年春季」「陸海空魔合同演習フレンズ2022」に一般参加

艦これオンリー「軍令部酒保令和四年春季」、オンリー合同「陸海空魔合同演習フレンズ2022」に一般参加する。

会場は都立産業貿易センター都産貿)台東館)の6階と7階。

向かう途中に通りを一本間違えたりしつつ開場時刻の11時少し前に会場に着く。入場待機列は5階に作られており、6階と7階に1本の階段で上がっていくので入場まで20分ほどと少し時間がかかる。

2イベントはサークル申し込みやチケット販売は分かれているが、会場内では分離されておらず実質一つのイベント。

陸海空魔合同演習フレンズのジャンル内訳は以下。メンヘラオンリーの名称がちょっと好き。

サークル数が一番多いジャンルはいつものように艦これだが、10日ほど後にある別の艦これオンリーイベント(神戸かわさき造船これくしょん)にサークルが吸われたためにいつもより割合としては少ない。合同演習側でサークル数がそれなりにあるのは、上記リストの4番目まであたり。

一番混雑していたのは「アリスギアアイギス」ジャンルでで、当日版権申請ありで立体物が頒布されているという同人イベントでは珍しい光景であった。

1時間弱ほど会場に滞在し、戦果は12冊。

「ふたば★学園祭16」に一般参加

ふたばちゃんねる全板オンリーイベント「ふたば★学園祭16」に一般参加する。

開催時期は以前と同じ5月のゴールデンウィークで、会場は以前の大田区産業プラザPiOの大展示ホールがワクチン接種会場に使われているため、昨年と同じ横浜産貿ホールマリネリア。

開場時刻は11時だが、だいぶ遅い13時過ぎに会場に着く。

今回の入場の運用は、連絡先情報登録を自前のサイトで行い、現地で検温・年齢確認して連絡先情報登録確認のQRコードを提示し、入場証リストバンドを購入するという流れ。

人が少なく寂しかった前回よりは参加者数が増えていたが、当イベントの特色である企画類やオフ会についてはまだ制約が大きく元々の盛り上がりからは遠い。

会場を2周ほどして戦果は2冊。

「サークルオークラ四冊目」に一般参加

艦隊これくしょん-艦これ-「秋雲」オンリーの「サークルオークラ四冊目」に一般参加する。会場は神田のビジネスビルの一フロアであるNATULUCK神田北口駅前店3階大会議室。今回も駆逐艦秋雲の進水日(1941年4月11日)に合わせた日程で、今回は月曜日の夜に開催。

例によってライブポケットで入場チケットを事前購入する。

開場は18時半だが、仕事後に家を出てかなり出遅れて20時過ぎに会場に着く。非接触検温とアルコール消毒をして入場。サークル数は5で時間も遅いがその割には一般参加者は多い。ちょっと会場が手狭で、もともと気温が高い日だったので暑い。

サークルを見て回るが出遅れたので新刊完売サークルが多い。しばらくホワイトボードのお絵描きコーナーを眺めて会場を出る。戦果は1冊。

 

「プリティーステークス 21R」「東方合同イベント2022新年!」に一般参加

ウマ娘オンリー「プリティーステークス 21R」と東方Projectオンリー合同の「東方合同イベント2022新年!」に一般参加する。

会場は大田区産業プラザPiOの一階大展示ホール。

東方側は「紅のひろば20」を中心とした合同イベントであるが、イベントに振り分けられていないスペースもあり、実質東方全般(ただし古めの作品中心)のイベントという感じがある。

例によってライブポケットにてチケットを販売する方式で、どちらもぷにケ系イベントであるが、2イベントは別イベント扱い。

開場は11時半だが、かなり遅い13時過ぎに会場に着く。両イベントは行き来自由になっていたが両方のチケットを買っていたので両方のカタログをもらっておく。

やはりサークルの欠席は多めで、着いた時間が遅いのもあるが一般参加者の数も少ない。

会場を二周ほどして撤退。戦果はアクリルフィギュアのセット1つ。

「BS祭5」に一般参加

オンリー集合イベントの「BS祭5」に一般参加する。会場は東京ビッグサイト西4ホール。

イベントの内訳は以下でいつもの顔ぶれ。(イベントWebサイトの記載がまとまっておらず分かりにくい)

サークルスペース数は300強ぐらいでそのうち艦これジャンルが120ぐらい。

開場時刻の11時直後に会場に着く。入場時の手の消毒と検温の係員はイベントスタッフではなく警備員がやっていた。単にスタッフ不足なのかもしれないが、ビッグサイト開催のイベント共通で手の消毒と検温するなら運用・基準の統一という面ではいいかも。

今回初参加のサークルに真っ先に行ったら列が出来ており、みな考えることは同じか。

COVID-19の感染者が急増している影響があり、サークルの欠席数はやや多め、また一般参加者はそれ以上に少ない、という印象を受けた。

西4ホールのイベントとしてはサークル数が少なく、痛車展示コーナーが占める面積が結構大きい。また併催イベントとしてコスプレイベントが西屋上展示場で開催されており、同種のオンリー集合イベントでは見ないジャンルのコスプレを見かけた。

艦これジャンルを中心に会場を三周ほどして12時前に会場を出る。戦果は15冊とイベントカタログ。

「連合艦隊、名古屋へ!2」に一般参加

艦これオンリー「連合艦隊、名古屋へ!2」に一般参加する。

当初は2021年2月開催予定だったところから二度の延期を経ての開催。同日には東京ではサンクリ、大阪ではこみトレが開催とイベントが集中しているが、ここはオンリーを優先する。

会場は名古屋国際会議場4号館の白鳥ホール。前回とは会場が変わり成人向け頒布物可となった。自分は初めて行く会場であるが、同人イベント会場として度々利用されている場所のようだ。名古屋国際会議場バブル景気時の国際イベント用に建てられたということでとても立派な建物。中庭に巨大な騎馬像(スフォルツァ騎馬像)が展示されており、今はなき東海銀行の寄贈というのも趣が深い。一連の建物内にはコンビニはなく、飲食店はあるが開店していたのは喫茶店のみだったので、昼食事情は厳しい。

事前にイベントのサイトにて参加者情報登録を行う。Googleフォーム等ではなくサイト内での登録なので、自前のシステムだろうか。

移動時間的には日帰りでも問題ないのだが、前日に名古屋入りし金山で一泊して会場に向かう。開場は12時で一般参加者は11時以降に来場せよとのことだったので、会場近所の古墳を眺めるなどして11時少し過ぎに会場に着く。

受付にて検温・手の消毒と、参加者登録確認ページ表示を提示し、カタログ・リストバンドのセットを購入して入場待機列に並ぶ。開場時刻で拍手してそのまま流れで入場する。

配置サークル数は前回より増えているのだが、年明け以降COVID-19の感染者数が増えてきた影響で、サークル欠席は多め。

1机1サークルでの配置。また、会場内人数管理のために、人数管理カードが配布され退場時にはカードを返却するという運用。若干列ができたサークルもあるが会場内の密度は余裕があった。

マスク着用は前提の上で、会場からの指示でサークルはパーティションかフェイスシールド必須とのことで、パーティションを使っているサークルが多かった。身長180cmオーバーの自分がパーティションの下側開口部でやり取りするには姿勢を低くしなければいけないが、意識していないと腰をかがめて腰に負担をかけてしまう。今回は荷物がそれほど多くないのでまだ良いのだが、冬場は腰が冷えやすいので気をつけないと危ない。

会場を三周ほどし、昼食ができる場所を探して会場を少し離れている間に時限コピー誌を逃してしまう。アフターイベントはないようなのでそのまま会場を離れる。

戦果は7冊とイベント公式物販のクリアファイル・ポストカード。

コミックマーケット99に参加

コミックマーケット99に参加する。会期は2021/12/30,31の二日間で会場は東京ビッグサイトの全ホール。

C98の中止とC99の延期を経て実に2019年の年末以来の二年ぶりのコミケ

事前準備

  • 延期前の同人ソフトジャンルでのサークル参加申し込みをそのまま継続して当選する。
  • 一般参加チケットの抽選にも申し込む。アーリー入場では一日目の西南地区サークル側を申し込んで落選する。続いて一般入場では一日目の東・西南サークル側と二日目の東を申し込み一日目の西南サークル側のみC枠で当選する。プレイガイドはチケットペイで初めて聞いたサービス。発券できるコンビニがファミリーマートだけなのは少々使い勝手が悪い。
  • 設営参加にも参加登録が必要ということで、こちらは他の同人イベントでお馴染みのライブポケットで無料の参加登録する。
  • 銀行に行く機会がなかったり両替手数料が上がったりCOVID-19対応で窓口が使いにくくなったりで硬貨に両替できず。今後は日頃硬貨を貯めておいた方がよさそうだ。
  • 今回は会場内での食事に制限があり、手早く摂れる行動食としてカロリーメイトブロック、アミノバイタルアミノショットパーフェクトエネルギー(ゼリー状食品)、スポーツようかんを用意する。
  • ワクチン・検査パッケージ対応のために、TOKYOワクションアプリに登録する。登録までは時間がかかるとのことだったが、自分の場合は夜に申請して翌朝には登録が完了した。都民で特典の対象であるのだが今後コミケ以外に使うことはあるだろうか。システムトラブル等に備えて、念の為に接種記録書のコピーも取っておく。
  • お試しで同人サークル向けQR決済のCirclePAYに登録してみようかと思ったが、実際の送金・決済を行うJCoin側が自分の口座がある金融機関が対応しておらず断念する。現状の一般社会での電子決済の普及と硬貨の取り扱いコストの上昇を見ると、昨年末にサービスを停止してしまったpixiv PAYはもう少し粘ってみても良かったのでは。

設営日(12/29)

以前と同様に測量には参加せず設営から参加する。集合時間はいつもと同じ11時半。エントランスホール入り口前で検温とチケット確認の上でリストバンドを受け取り、入り口で警備員にリストバンドチェックを受ける。

今回は作業内容がイレギュラーということで設営マニュアルに漫画がない。机は間隔を50cm空け、お誕生日席は東西ともに2机、椅子は1机に2脚という変更点あり。

自分のサークルが配置された東456ホールにて作業する。最初は机の間隔を空けるところで若干戸惑っていたが慣れると作業は順調に進み、机椅子が少ないためかむしろ従来より早いぐらいの13時少し過ぎには完了していた。どちらかというと測量作業の方が大変だったのではないだろうか。

今回は反省会がなく、また設営日販売も次回申込書の扱いがないので、作業終了後はそのまま帰宅する。

1日目(12/30)

1日目は一般参加。

一般入場C枠の受付開始時刻の8時半くらいにりんかい線国際展示場駅に着く。従来の西南入場待機列へ向かう道のりと同様にやぐら橋の下をくぐり、TFTホール隣のG1区画の受付へ。レーン数は多く、検温、チケット確認、本人確認証・接種確認証チェック、リストバンド受け渡しの手続きもスムーズに進んだ。リストバンド装着後はイーストプロムナードにて待機する。座ると地面に熱が奪われるものの、日が差しており風もあまりなく、比較的過ごしやすい天候。

11時の一般入場開始時以降はほとんど待たずスムーズに入場する。入場後は西ホールを通過し、南ホール1階へ向かう。南ホールは艦これ、アズールレーン、ゲーム(ネット・ソーシャル)とネット・ソーシャルゲームジャンルで占められており、最初に艦これジャンルチェック済みサークルを回り、次に艦これジャンルを巡回、その後残りの2ジャンルを軽く回る。

南ホールを回り追えたタイミングの13時過ぎに東西移動解禁の報があり、東ホールへ向かう。

東ホールでは東1の男性向ジャンルの艦これサークルをまず回り、後は他ジャンルのチェック済みサークルをピンポイントで回る。

西南ホール2階の企業ブースもちょっと覗いてみようかなと思ったが肩と足に限界を感じたため15時前に帰宅する。

戦果は100冊。

2日目(12/31)

2日目はサークル参加。

りんかい線国際展示場駅からビッグサイトへは従来と同様にイーストプロムナードとやぐら橋を歩いていくが、従来と違い人が少ないので荷物がある状態だと特に歩きやすい。昨日より曇り気味で寒さが強い。

エントランスホール入り口前で検温を受け、北コンコースの受付にて通行証・接種証明書チェックを受けてリストバンドと引き換え。前日の一般参加時と同じくこちらもスムーズ。

見本誌提出が封筒に入れてサークル受付窓口で投函する運用に変更。従来のスタッフ巡回と比べて窓口に行く手間があり、またスタッフとのコミュニケーションがなくなったのはちょっと残念だが、こちらのタイミングで提出できるのでやりやすくはなった。

同じ机の隣のサークルが欠席でかつ隣の机とは距離があるのでちょっと寂しい感じになった。

今回は一人でのサークル参加だったので、念の為ワイヤーロックで荷物と机を取り付ける。今回サークルの設営で変わったのはPO.SU.TA.mini(H型ベース)を使ってサークルスペースとサークルカット掲示したのと、ビューアの実地展示のためにiPadを使ったこと。iPadは通信せず、処理の負荷もそれほどではなかったのか、思ったよりも電池が持った。途中席を外す時はスリープしていたとは言え、終了時点で70%ぐらい電池残量があり、ずっと稼働でも電池は持ちそう。

10時半過ぎに貴重品を持って席を外して東ホールの買い物に行く。評論・情報ジャンルの議員島(?)に行った時ちょうど市川代表があいさつ回りをしていた。

今日は12時過ぎに東西移動解禁された。14時過ぎに再度席を外して西南ホールの買い物に行き、企業ブースの様子も見に行く。

その後は閉会まで自サークルスペースで過ごす。

今回は打ち上げはなしということで、撤収作業と反省会に参加する。反省会まで参加するのは3回目。撤収作業は机椅子の集積まではよくやっているのだが、台車への積み込み作業はまだ不慣れで戸惑う。設営作業と比べて撤収作業では疲れとテンションからかちょっと急いだ危なかっしい行動が見受けられたので、アンケート等で伝えておきたい。18時前に東456の机椅子の撤収は完了。18時半過ぎから東1ホールで反省会が始まり、19時半ぐらいにお開き。

戦果は頒布した数が新刊2冊とだいぶ少ない。買った数は48冊とCD2枚。

全体を通じて

  • 合計の戦果は148冊とCD2枚。
  • 人数制限があり通路も広いので当たり前だが会場内の人密度はかなり低い。街中の方がよほど混んでいるぐらいだ。事前には全体人数が少ないといっても局所的に混むところもあるだろうと思っていたが、自分が見た限りでは人が混み合って滞留している場所はなかった。
  • 数値的に気になるのはサークルの当選率と一般参加チケットの当選率。サークルについては今回はWebカタログに落選サークルの掲載がなく、ひょっとすると辞退・書類不備以外は全当選だったのだろうか。一般参加についてはかなり倍率が高そう。
  • C99より前に最後に東ホールが利用できたC95では3日間でサークル数が3万5千で参加者数が57万、C99では2日間でサークル数が2万で参加者数が11万と、一日当たりのサークル数は実はそれほど減っていないが参加者数は定員制限により大きく減っているので、サークル数に対する参加者数の比が下がっている。わざわざ事前に申し込んで会場に行く一般参加者は購買意欲は高いと思われるが、参加者の絶対数と比の両面からしてやはり頒布部数が減ったサークルが多くなるだろう。
  • 東西ホール移動時に車道を横断する「おすすめルート」が今回なく、特に南と東の移動は距離が長くて大変。
  • 紙版カタログは状況が安定すれば復活すると思われるが、DVD-ROM版カタログの今後については代表からの言及もなく、製作販売していた共信印刷が廃業してしまったこともありこのまま廃止だろうか。
  • 次回C100について、拡大集会ではC99の会場で日程を発表したいとのことだったが、時期は八月中旬と発表されたが開催日程は発表されず。オミクロン株等のこともあり、まだ事態は流動的ということだろうか。
  • C99は検討時期が早かったこと、またまずは開催することを優先してかなり安全側に倒した運用であったと思う。今回は変更点が多いが参加者数が少なかったことで乗り切れたという面も大きそう。C100もまだCOVID-19の影響下での開催になるだろうがどうなるか。人数制限、チケット制、ワクチン・検査パッケージ等いろいろあるのだが、まず身近なところで言えば猛暑の夏コミでマスクの常時着用を求められるとつらい。
  • COVID-19から離れた面でもチケット制、アーリーチケット制は人数制限、費用負担、深夜来場者対策等いろいろな論点で議論になりそう。